OpenOffice.org 2.1.0_01c Install/Bootable for Windows CD (非圧縮版)

 「OpenOffice.org Install/Bootable CD」は、通常のOpenOffice.org 2.1と
OpenOffice.org 2.1をCDから直接起動し利用できるようにしたもの
の両方を収録しています。

また、CD Bootable版はUSBフラッシュメモリなどのリムーバブル
メディアでも使用できるようになっています。
CD Bootable版に収録されているOpenOffice.orgは、
2.1.0日本語版を使用しています。
(OOo_2.1.0_Win32Intel_install_ja.exe)


【システム要件】
OpenOffice.org 2.1.0の通常版・CD Bootableと同じです。

OS:Windows 98 / ME / 2000(Service Pack 2 以降) / XP
メモリ:128MB以上(256MB以上推奨)
画像解像度:800 x 600 以上、256 色以上

インストールする場合 
300 MB の空きディスク容量

直接起動の場合 
CD-ROMドライブ:24倍速以上推奨
OpenOffice.orgの起動時間はCPU、メモリ容量、CD-ROMドライブの速度に依存します。 
USBフラッシュメモリなどのリムーバブルメディアへインストールする場合空き容量260MB以上



【特徴・欠点】
・OpenOffice.orgの通常版とCD Bootable版を両方収録していますので、
それぞれの特徴や欠点はそのままです。

CDから直接起動の場合の特徴
・OpenOffice.orgをハードディスクへインストールせずに、CDで運用できます。
 レジストリやファイルの関連付けを変更しません。
 (ユーザー設定だけはハードディスク上へ作成されます)

・CDから直接起動を選択するとアイコンランチャーが画面左上に表示されます。
 このアイコンランチャーにより、CD内のOpenOffice.orgを起動できます。
 アイコンランチャーの使い方は CD_boot\readme.txtをご参照ください。

・通常にインストールしたOpenOffice.orgとは別のユーザー設定が作成されます。
 ハードディスク上のOpenOffice.orgとは設定が干渉しません。(注1)

・USBメモリなどのリムーバブルメディアへインストールすることもできます。
 OpenOffice.orgのユーザー設定はリムーバブルメディア上へ作成されます。
 インストール用のバッチファイルもついています。(単にコピーしているだけです)

(注1)
CDから直接起動した場合のユーザー設定は下記ディレクトリに作成されます。
Windowsを起動したドライブをC:とした場合
Windows 2000/XP:C:\Document and Settings\<ユーザー名>\Application Data\CDOOo
Windows 98/Me  :C:\Windows\Profiles\<ユーザー名>\Application Data\CDOOo
   (ログオンユーザ環境を共有している場合 C:\Windows\Application Data\CDOOo)
(通常のOpenOffice.orgのユーザー設定は、"OpenOffice.org2"ディレクトリです。)


CDから直接起動の場合のの欠点
・ファイルの関連付けがされないため、OpenOffice.orgのドキュメントを
 ダブルクリックしても、CD上のOpenOffice.orgを起動できません。
 (HDD上にOpenOffice.orgがインストールされている場合はそちらが起動されます)

・OpenOffice.orgのドキュメントにアイコンが表示されません。
 (HDD上にOpenOffice.orgがインストールされている場合は表示されます)

・OpenOffice.org同梱のフォント(Bitstream Vera*、OpenSymbol)が使えません。
 (HDD上にOpenOffice.orgがインストールされている場合は利用可能です)
 フォントをインストールしたい場合は、openoffice\share\fonts フォルダにある
 *.ttf を、Windowsのフォントフォルダへコピーしてください。

・使用しているマシンにJava(JREなど)がインストールされていない場合は、
 一部機能(データベースやウィザードなど)が使用できません。
 (JREのライセンス事項により、JREを展開した状態での再配布はできません)
 JREをインストールしたい場合は、install\JRE にある 
 jre-1_5_0_06-windows-i586-p.exe を実行してください。

・アイコンランチャーの終了時にランチャーの表示位置などを保存できません。
 アイコンランチャーの設定ファイル(\OOoLaunch.ini)はCD上にあるためです。

・ウィザードのレター/Fax/議題/を開いた後OpenOffice.orgを終了すると、
 「一般的なI/Oエラー」が表示されます。(CDでの利用時)
 これはCDへファイル書き込みができないために発生します。





【使い方】
1. Windowsが起動している状態で、このCDををCD(DVD)ドライブに入れます。

2. CDが自動実行してウィンドウが表示されます。
   もし自動で起動しない場合は、CD内のstart.exeを直接起動してください。
   表示されたメニューから適当なものを選んで「OK」を押してください。

   CDから直接起動を選んだ場合は
   
   2.1.  ンランチャーが画面右上に表示されます。
        
   2.2. ランチャーのアイコンをクリックすると、そのアイコンに応じて、
        OpenOffice.orgの各機能が起動します。
        
        《初めてOpenOffice.orgを起動する場合》
          OpenOffice.orgの初回起動時(CD Bootable OpenOffice.orgのユーザー設定が
         ハードディスク上に存在しない時)「OpenOffice.org 2.0へようこそ」が
         表示されますので、以下の手順に従ってください。
         (このときにユーザー設定がHDD上へ作成されます)
          a.「次へ」をクリックします。
          b. ライセンス条項をお読みになった後、「同意する」をクリックします。
          c. 名・姓・イニシャルを入力後(入れなくても結構です)「次へ」をクリックします。
          d.「OpenOffice.orgの登録」と出ますので、「既に登録済み」を選択後、
           「完了」をクリックするとOpenOffice.orgが起動します。

   2.3. CDを取り出す場合は、必ず先にOpenOffice.orgとアイコンランチャーを
        終了させて下さい。CDを取り出した後では、OpenOffice.orgやアイコン
        ランチャーが終了できなくなる場合があります。



【ライセンスについて】
・OpenOffice.orgのライセンスはLGPLです。
・OpenOffice.org Icon LauncherのライセンスはGPLです。
・その他のライセンスは添付ドキュメントをご覧ください。


【使用上の注意】
 CDから直接起動する形態は、実験的に作成されたソフトウェアです。
OpenOffice.orgの正規のインストール方法を使わずに実行ファイルを展開しています。
予期しない不具合が発生する可能性があります。


【免責事項】
 収録されているデータ及びソフトウェアを使用したことあるいは使用できなかったこと
によって生じたいかなる結果についても、ソフトウェアの作者・データ作者・開発元・
配布元・OpenOffice.org日本ユーザー会及び製作者は一切の責任を負いません。
運用は、利用者個人の責任において行ってください。
これ以外の使用条件については各データに付属するドキュメントを参照してください。




【最新情報について】
下記サイトをご覧ください。
・作者のホームページ
 http://openoffice.fukurail.gozaru.jp/


【更新履歴】
2006/05/30 2.0.2_01  ・新規作成
2007/05/06 2.1.0_01  ・OpenOffice.orgのバージョンが2.1にアップしたのに合わせて210_01を作製。
2007/05/13 2.1.0_01a ・セミナーテキストを最新版に変更・ドキュメントの修正。
2007/05/14 2.1.0_01b ・ドキュメントの修正。
2007/05/16 2.1.0_01c ・AutoRunプログラムの修正。

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製作者:higashiguchi_kitabaru (e_kitabaru@openoffice.org)
     http://openoffice.fukurail.gozaru.jp/